私たちの取り組み OUR EFFORTS

「東京ゼロエミ（ゼロ・エミッション）住宅」とは、断熱性の確保と設備の効率化により、レベルの高い省エネ性能を持った住宅で、東京都が独自に定めているものです。

2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルという国の目標に貢献するため、東京都では2030年までに温室効果ガス排出量を50％削減（2000年比）する「カーボンハーフ」を表明し、取組を加速させるため、補助金の交付などの普及事業を行っています。
東京ゼロエミ住宅の基準は、ＺＥＨ（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の基準よりもレベルが高く、住宅のエネルギー消費量を30％程度削減できるものですが、東京家づくり工務店の会では、東京ゼロエミ住宅の水準を満たす住まい造りに取り組んでいます。

ＺＥＨ（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）は、住宅の高断熱化と高効率設備により省エネルギー性を高めると共に、太陽光発電などによりエネルギーを創り出すことで、住宅が消費するエネルギーの収支をゼロにする住宅です。

東京家づくり工務店の会では、太陽光発電の設置など条件が整う場合、ＺＥＨの提供に取り組んでいます。また、住宅の省エネルギー性能を第三者機関が認証して表示するＢＥＬＳ（ベルス）についても、必要に応じて発行しています。

住宅の省エネ化は、既存住宅でも課題になっています。約5,000万戸ある既存住宅のうち、現行の省エネ基準に適合している住宅は約1割とされており、既存住宅の省エネ化も欠かせまん。

TO-iZでは、新築だけでなく既存住宅の改修においても耐震性や断熱・省エネ性能を向上させる性能向上リノベーションを積極的に行っています。
また、一般社団法人住宅医協会とも連携して、性能向上リノベーションの技術の向上にも取り組んでいます。

J-クレジットは、省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用による温室効果ガス排出削減量等を「クレジット」化して大企業等に販売し、温室効果ガス排出削減の取組を加速させる仕組みで、国が認証している制度です。

TO-IZでは、省エネルギー住宅や森林保全を手掛ける団体と連携してＪ－クレジットを発行・販売する取り組みへの参加を検討しています。